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太陽と風と赤土

浜松三方原台地で営む加藤農園。日本有数の日照時間の長さと、遠州からっ風による高台への新鮮な風が野菜の糖度を高めます。赤土は水はけ・水もちのバランスが良く、元々肥料成分が少ないことで、植物の生育に合わせた土の調合に適しています。三方原特有の自然の力を大いに借りて、生命力あふれる野菜を育てています。

三方原台地

徳川家康軍と武田信玄軍による三方ヶ原の戦いで知られる三方原台地は、高台まで水を供給する手段がなく不毛の原野でした。多くの人々、長い時間をかけて開墾を進め、明治時代になると茶の栽培がおこなわれるようになります。1968年、天竜川の秋葉ダムより三方原用水の供給により、台地は茶・みかん・野菜などの一大産地へと変貌を遂げることとなりました。近年は住宅地化が進みつつありますが、先人たちが苦労して開墾した農地を守り、活動を広げていきたいと考えています。